大規模修繕工事を進める際、複数社から見積りを取り寄せるのは一般的ですが、
実際には「見積りの査定」まで行わなければ正しい判断はできません。
本記事では、見積り査定がなぜ必要なのか、その効果と具体的な支援事例を解説します。
見積り査定とは
見積り査定とは、施工会社が提出した見積書を専門家が精査し、数量・単価・仕様の妥当性を確認する作業です。
単なる金額比較ではなく、工事項目や工法の差異を整理し、正しく比較できるようにします。
当社では 見積り査定支援サービス として、中立的に査定を行っています。
なぜ見積り査定が必要なのか
- 価格差の理由を明確にできる
→ 工事範囲・下地処理・材料グレードなどの違いが原因で、見積り金額に大きな差が生まれます。 - 不適切な省略・追加を防ぐ
→ 仕様が曖昧だと、本来必要な工事が省略される場合や、逆に不要な工事項目が追加されることがあります。 - 住民説明の資料として有効
→ 比較表や査定結果を総会・理事会で提示することで、住民合意形成がスムーズになります。
事例:見積り査定で透明性を確保
事例1:築20年・60戸・神奈川県
3社から外壁改修工事の見積りを取得したところ、金額差が30%以上。
査定の結果、ある社は下地処理を省略し、別の社は高グレードの材料を使用していたことが判明。
数量・仕様を揃えて再見積りを依頼し、総工費を約12%削減しました。
事例2:築30年・40戸・千葉県
屋上防水・鉄部塗装工事の見積りで最安値の会社がありましたが、査定で「下地処理の省略」が発覚。
改定見積りを取得し、正しい仕様で比較した結果、耐久性を確保しながら住民に納得いただける工事が実現しました。
見積り査定と他サービスの連携
見積り査定は単独で行うよりも、建物劣化診断や長期修繕計画見直しと組み合わせることで効果を発揮します。
診断で得られた劣化状況を反映し、計画に沿った適切な工事項目を査定に盛り込むことで、
不要な工事や将来的なやり直しを防止できます。
まとめ
大規模修繕工事における見積り査定は、価格差の理由を明確にし、透明性と住民合意形成を支える重要なプロセスです。
単なる「金額比較」ではなく、「数量・単価・仕様の妥当性」を確認することで、初めて納得感のある判断が可能になります。
まずは見積書の内容を整理し、無料相談からご相談ください。
